鏡の池:縁占い【八重垣神社】

鏡の池の縁占いを目的に八重垣神社に訪れたというほど大人気のスポット。

鏡の池は、御祭神の一柱である稲田姫命が飲み水を得、また姿を写されたところといわれています。

現在その池は、未来の縁が占えるという「縁占い」のスポットになっています。

縁占いの仕方

1)占いを希望される方は、まず社務所で「鏡の池用占い用紙」(有料)を授与していただきます。この時必ず一番上にある占い用紙をお取りください。その用紙こそが神様からのお言葉、運命なのだそうです。また用紙は透かしてみると書かれてある文字が見えるのですが、透かしてみないでください。必ず鏡の池に浮かべ、浮かんできた時に神様からのお言葉をお読みください。

2)「鏡の池用占い用紙」を購入されましたら、その用紙を持って「鏡の池」のある森の中へと向かいます。
※季節によってですが、とても蚊が多いので気をつけてください。虫除けスプレーなど対策を。

3)鏡の池に着きましたら用紙の中央に硬貨を一枚おき(硬貨を選ぶ時、財布の中を見ないでください。取り出した硬貨が10円か100円でなければ、どちらかが出るまで何度も取り直しましょう)、「よろしくお願いします。」と願いながら静かに用紙を池に浮かべます。

4)水に用紙を浮かべると文字が浮き出てきますので、神様からの言葉をよくお読みください。

5)ここからが鏡の池縁占いの真髄です!
まず用紙が沈むまでの時間。占い用紙が早く沈めば願いは早く叶うといわれています。目安として、15分以内なら良縁が早く訪れ、30分以上かかれば縁が遅いとのことです。次に距離。どこに沈むかによって運命の相手が近いところにいるか、遠いところにいるかがわかります。近くに沈めば運命の相手は近くに、遠くに沈めば運命の相手は遠くにいますよ(遠方の方ですよ)という神様のお言葉です。

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本当に沈み方は千差万別なようで、30分以上全くうんともすんともせず沈まなかった方や、突然虫?が用紙の上に乗っかって沈んだ方もいらっしゃったようです。虫が乗って沈むということは、誰かの助けがあって縁が結ばれるということなのかも?

どんな沈み方をするか予測できませんので、しっかりと観察し、神様からのお言葉をお受け取りください。

鏡の池の縁占いは、今では「恋占い」の意味合いが大きいですが、本来は「願かけの儀式」なのだそうです。

  • 住所

    島根県松江市佐草町227

  • アクセス

    ・JR「松江駅」→市営バスに乗車し、「八重垣神社」下車すぐ

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八重垣神社について

島根県に縁結び祈願に訪れたら、出雲大社とともにお参りされる方がとても多い縁結び祈願社で有名な八重垣神社。御祭神は、縁結びの神としても名高い素盞嗚尊と稲田姫命です。

素盞嗚尊は八岐大蛇(やまたのおろち)の生贄にされそうになっていた稲田姫命を救う際、稲田姫命を佐久佐女(さくさめ)の森(現境内・奥の院)の大杉を中心に八重垣を造って隠されました。そして八岐大蛇退治後、二人は夫婦となり、当地に新居を営まれたそうです。その地に鎮座するのが八重垣神社です。

社名は、そのときに素盞嗚尊が詠まれたという「八雲立つ 出雲八重垣 妻込みに 八重垣造る その八重垣を」の歌にちなんで名付けられました。

このようないわれをもつ八重垣神社は縁結び社として名高く、神社裏山・鏡の池で行う「縁占い」は大変な人気スポットです。

[御祭神]

・素盞嗚尊(すさのおのみこと)

・稲田姫命(いなたひめのみこと)

お守り

縁むすびの糸

素盞嗚尊と稲田姫命のご神徳、縁結びににあやかって作られたお守り。

紅白の糸を取り出し、男性は白い糸を、女性は赤い糸を身に着ける服の裾やボタン付けなどに使います。そしてもう一方の色の糸は、お相手の方に差し上げ、同じようにお使いください。お相手がいらっしゃらない方は、神棚や高いところにお祀りし、お相手ができた時にその方にお渡しされるとよいそうです。

良縁を授かり、幸せなご家庭が築かれるよう祈念された縁結びの糸です。

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